【なかよし親子賞】「静岡のかおり ~和(なご)みそば~」関東中央地区代表 静岡県富士宮市 望月 安子さん/汐里さん(小学6年生)

せりそば

材料(4人分)
そば粉(富士宮産) 180g
強力粉 60g
110cc
打ち粉 70g
   
そばつゆ
 【だし】  
 - 昆布 5g
 - 鰹節(静岡産) 8g
 - 水 600cc
   
 白しょう油 大さじ3
 みりん 大さじ1
 しいたけ(静岡産) 15g
 にんじん(自家栽培) 15g
 ずいき(八ツ頭の茎) 2g
 油揚げ 5g
 せり(自家栽培) 25g
【作り方】
  1. そば粉、強力粉を粉ふるいでふるう。
  2. 大きなボウルにふるった粉を入れ、水を3分の2程度入れ、手早く混ぜる。フレーク状になったら残りの水を入れる。
  3. 徐々に小さな玉ができるようになったら、指で触ってみる。そのうちに手で混ぜていくと大きなダマになりだしたら、手で触れてまとめても良い状態になったら1つにまとめていく。
  4. まとめた生地を、手のひらを使ってよく練る。練り終えたら生地を板の上に移し少しずつ手で伸ばす。
  5. 次にめん棒を使い正方形になる様に伸ばしていく。厚さが1.5mm位になったら、打ち粉をして生地を折りたたむ。
  6. そば切り包丁を使って均等にそばを切る。
  7. 鍋に多めの水を入れ、沸騰したらそばを入れ茹でる。茹であがったら冷水で洗い、ざるに盛る。
  8. せりは、茹でた後一口大に切り、そばの片隅に添える。
そばつゆ
  1. ずいきは調理前に水で戻しておく。
  2. 鍋に水、昆布を入れ30分くらい浸しておく。その後火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出し鰹節を入れる。
  3. 鰹節をキッチンペーパーで漉した後、にんじん、しいたけ、油抜きした油揚げを千切りにし煮る。
  4. 野菜に火が通ったら、白醤油、みりんを入れる。
  5. 器に盛り付ける前に、鍋にずいきを入れ、軽く火を通す。

菊芋の薫り煮

材料(4人分)
菊芋(自家栽培) 80g
玉ねぎ(自家栽培) 20g
ほうれん草(自家栽培) 20g
クコの実 16粒
ムカゴ(自家栽培) 20g
しいたけ(静岡産) 20g
高野豆腐 20g
黒文字の枝 5g
300cc
少々
白しょう油 少々
ゴマ 少々
塩(アク抜き用) 2つまみ
【作り方】
  1. 鍋に水、黒文字の枝を入れ、色が出るまで煮出す。
  2. 菊芋は皮をむき、塩を振ったらそのまま置く。(菊芋は短冊切り)
  3. 玉ねぎは粗みじん切り、しいたけは2~3mmの厚さに切る。ほうれん草は1.5cm位に切る。
  4. 1.の煮出した汁を50ccほど取っておき、残りの汁と切った野菜(玉ねぎ・しいたけ)、ムカゴを鍋に入れ煮詰める。(塩、白しょう油を加える)
  5. 菊芋は水洗いをして塩を落とし、高野豆腐と一緒に入れ煮る。味を見ながら塩を足し、高野豆腐を煮崩れする前に取り出す。
  6. ほとんどの野菜に火が通ったら、ほうれん草、クコの実を入れる。
  7. 器に盛り付けた後、ゴマを散らし、残しておいた黒文字の汁をまわしかける。

彩り蒸し野菜と手羽先のグリル焼き

材料(4人分)
ロマネスコ(自家栽培) 50g
パプリカ(赤) 50g
ごぼう(自家栽培) 40g
村山にんじん(自家栽培) 40g
さつまいも(パープルスイート:自家栽培) 80g
じゃがいも(レッドムーン:自家栽培) 80g
大根(自家栽培) 100g
玉ねぎ(自家栽培) 120g
手羽先 4本
   
つけダレ
 しょう油 大さじ3
 酒 大さじ2
 陳皮(静岡産) 5g
 ゆずの皮 少々
   
つけあわせ
 レタス(自家栽培) 4枚
 トマト 4個
 干し柿(自家製) 2個
   
曽我漬けのバーニャカウダー
 曽我漬け(富士宮産) 80g
 自家製白みそ 大さじ2
 オリーブオイル 大さじ4
【作り方】
  1. パプリカ、じゃがいも、玉ねぎはくし切り、ごぼう、村山にんじんは細切り、さつまいもは半月切り(または輪切り)、大根は2cm位の厚さに切る。
  2. 全ての野菜に軽く塩(分量外)をふり、オイル(分量外)をスプレーし、パプリカ、ロマネスコ以外の野菜を圧力鍋で蒸す。圧力鍋のピンが上がってから2~3分後に火を止め、ピンが降りるまでそのままにしておく。
  3. ロマネスコは茹で、パプリカはグリルで3分焼く。切った大根を圧力鍋下段で水と白しょう油(分量外)で味付けし、上段でさつまいも、じゃがいも、玉ねぎ、ごぼう、にんじんを同時に蒸す。
  4. 手羽先の裏に包丁で切り込みを入れる。つけダレの中に手羽先を入れ、10分程味をしみ込ませてからグリルプレートの上に置き、上下弱火で11分焼く(焼き色を途中で見ながら、 つけダレを刷毛で塗る)。
  5. ゆずの皮をすり下ろし、手羽先の上に散らす。
  6. 皮をむいた大根は千切りをし、レタスとあわせる。つけあわせのトマト、干し柿を添える。
  7. 曽我漬けは、味噌と合わせ、オリーブオイルでのばしていく。

虹鱒のカクテル

材料(4人分)
くぬぎ鱒(富士宮産) 60g
きゅうり 40g
アメーラトマト(静岡産) 50g
紫玉ねぎ(自家栽培) 30g
マスカルポーネチーズ 20g
カリカリ梅(自家製) 15g
オリーブオイル 小さじ1
塩・こしょう 少々
ワイン 少々
オリーブオイル(ソテー用) 少々
イタリアンパセリ 4枚
くぬぎ鱒の卵(富士宮産) 5g
【作り方】
  1. トマトは十字の切れ込みを入れフォークに刺し、火で炙り薄皮を剥く。
  2. 鱒に、塩・こしょうをし、ワインを振りかける。(4等分する)
  3. きゅうり、紫玉ねぎ、トマトをみじん切りし、切った野菜をボウルに入れ、オリーブオイル、塩・こしょうで味を付け、なじませておく。
  4. フライパンにオリーブオイルを塗り、鱒をソテーする。ソテーしたら粗熱を取るため、バットへ移す。
  5. マスカルポーネチーズを柔らかくし、カリカリ梅を刻んだものを混ぜ、3.と和える。
  6. 和えた野菜を器に盛り、冷ましておいた鱒をのせる。鱒の上にイタリアンパセリ、鱒の卵をのせる。

茶ブラン

材料(4人分)
小麦粉 50g
ほうじ茶(富士宮産) 小さじ1
ベーキングパウダー 小さじ2/3
卵白 70g
サラダ油 大さじ2
グラニュー糖 大さじ1
はちみつ(自家製) 大さじ1
下田の塩  ひとつまみ
キルシュワッサー 小さじ1/2
すだちのしぼり汁(自家栽培) 小さじ1/2
粉砂糖 少々
いちご(静岡産) 4個
桜の花の塩漬け(静岡産) 4個
【作り方】
  1. 小麦粉、ほうじ茶、ベーキングパウダーを、粉ふるいでふるう。
  2. 卵白は直前まで冷やしておく。ボウルに、卵白、すだち、塩少々、グラニュー糖を入れ、ハンドミキサーで泡立てる。残りのグラニュー糖を2回に分けて入れ、ツノが立つまで泡立てる。
  3. 卵白にツノが立ったら、ハンドミキサーから泡立て器に変え、油を入れ泡をつぶさないように混ぜる。
  4. はちみつにキルシュワッサー、すだちのしぼり汁、塩を混ぜたものを加え混ぜる。
  5. ふるった小麦粉、ほうじ茶、ベーキングパウダーを3回に分けて入れる。粉気がないのを確認したら器に入れ、予熱しておいたオーブンで160℃で12分焼く。
  6. 竹串で焼き上がりを確認できたら、粉砂糖をふるい、いちご、桜の花の塩漬けを添える(桜の花の塩漬けは事前に真水に浸しておく)。