【準グランプリ キッチン・バス工業会賞】「伝えたい味 ~北の大地の恵みごはん」北海道地区代表 北海道札幌市 北村 智子さん/駿斗さん(小学5年生)

牛乳パックでちらし寿し

材料(4人分)
4合
昆布 10cm
大さじ2
   
A(すし酢)
 酢 100g
 砂糖 45g
 塩 15g
 昆布 5cm
   
B
 鶏挽肉 100g
 しいたけ 2枚
 しょう油 大さじ2/3
 酒 大さじ2/3
 砂糖 大さじ2/3
 しょうが絞り汁 小さじ1
   
C
 卵 2個
 酒 小さじ1
 塩 小さじ1/4
 片栗粉 小さじ1
 水 小さじ1
   
きぬさや 14枚
スモークサーモン 4枚
白ごま 大さじ2
のり 1/2枚
【作り方】
  1. からの牛乳パックを横にして、上部を切り落とし型を作る。
  2. 米をとぎ、昆布、酒を入れて炊飯する。
  3. Aの材料を混ぜてすし酢を作り、すし飯を作る。(すし酢の1/4量は残し、「リメイクマリネ&ガリ」で使用する。)
  4. Bの材料を鍋に入れ火にかけ、しいたけ入りそぼろを作る。
  5. Cの材料で錦糸卵を作る。のりは細切りにする。
  6. きぬさやは、さっとゆでスジを取り、4枚を1/2に、残りを1/4に切る。
  7. すし飯を3等分にして、1/3に鶏そぼろ、1/3に白ごまを混ぜる。
  8. 牛乳パックの型に大きめにラップをしき、鶏そぼろ入りすし飯→白ごますし飯→きぬさや(1/4に切ったもの)→すし飯の順に詰めていき、ラップをかぶせ軽く押して形を整える。
  9. ラップをとり、刻みのり、錦糸卵をのせる。
  10. 型からラップごと取り出し、皿にのせラップをはずす。
  11. 1/2に切ったきぬさや、端から巻いたスモークサーモンでトッピングする。

[ポイント]
●牛乳パックを型にすることで、手軽に豪華なお寿しができます。
●丸型や菱形など、さまざまな形、さまざまな具材で応用できます。
●形を整えるときに強く押さないこと! 食感が悪くなります。

リメイクマリネ&ガリ


材料(4人分)
牛乳パックでちらし寿し」で作った
すし酢
大さじ2
しょうが 小1個
   
A
 レモン汁 大さじ1
 オリーブオイル 大さじ1
 にんにく 1片(みじん切り)
 塩・こしょう 少々
   
B
野菜の残り・切れ端 適量
だしを取ったこんぶ 適量
スモークサーモンの切れ端 適量
【作り方】
  1. しょうがは薄切りにして、サッとゆがいて絞り、すし酢につける。
  2. Bを適当な大きさに切り、油でさっと揚げる(サーモン以外)。
  3. 1.のすし酢のしょうがを取り出し、「牛乳パックでちらし寿し」の横に添える。すし酢をAで調味してサーモンと2.をつける。

[ポイント]
●残ってしまった野菜や調味料も大活躍!

北海道の茶碗蒸し わが家風

材料(4人分)
だし汁
 水 800cc
 昆布 12g
 かつお節 20g
   
A:卵液
 卵 4個
 栗の甘露煮の汁 大さじ4
 塩 小さじ1/2
 酒 小さじ1
   
B:うま煮
 鶏もも肉 50g
 しいたけ 2枚
 じゃがいも 40g
 にんじん 40g
 大根 40g
 ごぼう 40g
 れんこん 40g
 こんにゃく 40g
 サラダ油 少々
   
C
 だし汁 200cc
 酒 大さじ2
 しょう油 大さじ2
 砂糖 大さじ2
   
栗の甘露煮 4個
三つ葉 適量
【作り方】
  1. だしをとり、600ccと200ccに分けておく。
  2. Aをよく混ぜて600ccのだし汁に加え、こしておく。
  3. うま煮を作る。鍋にサラダ油をひき、Bを炒め、Cを加えて煮る。ある程度煮えたら鍋帽子に入れ味をしみ込ませておく。
  4. 器に1/2に切った栗の甘露煮とうま煮を入れ、2.の卵液を静かに注ぎ入れる。蒸気のあがったセイロに入れ、強火で2分、弱火で18分くらい蒸す。
  5. 蒸し上がったら三つ葉をのせる。

[ポイント]
●栗の甘露煮とうま煮(筑前煮)が入った北海道ならではの郷土料理です。
●わが家では里いもではなく、じゃがいもを入れるのが定番です。

さんまの落とし揚げ

材料(4人分)
さんま 4匹
   
A
 おから 50g
 卵 1個
 酒 大さじ1
 しょう油 大さじ1
 みそ 小さじ1
 しょうが汁 小さじ1
 片栗粉 大さじ3
   
玉ねぎ 50g
枝豆(冷凍可) 正味50g
サラダ油 適量
   
つけ合わせ
 レモン(またはカボス・スダチ) 1個
 パセリ(葉物野菜) 適量
 プチトマト 適量
【作り方】
  1. さんまを3枚におろし、腹骨を取り、小さく切り、すり鉢でする。
  2. 玉ねぎは大きめのみじん切り、枝豆はゆでてさやから出しておく。
  3. 1.にAと2.を混ぜる。
  4. 鍋にサラダ油を入れて熱し、弱めの中火にして3.のタネをスプーンで落とし入れてキツネ色に揚げる。
  5. 器に盛り、レモン、つけ合わせの野菜を添える。

[ポイント]
●さんまはすり身にして揚げることで、小骨は取らなくても大丈夫です。
●おからを入れることで余分な水分が出ず、フワフワ食感になります。

うさぎ まんじゅう

材料(4人分)
上新粉 70g
砂糖 80g
山芋(すりおろし・正味) 50g
こしあん 200g
紅こうじ色素 小さじ1
食用色素(赤) 少量
打ち粉 適量
【作り方】
  1. 山芋は皮をむいてすりおろす。
  2. 上新粉と砂糖を合わせてふるい、1.を加えてよく混ぜる。
  3. 生地を2等分して、一方に紅こうじ色素を混ぜる。
  4. 3.をラップで包み、冷蔵庫で20分休ませる。
  5. こしあんを10等分して丸める。
  6. 4.の生地を10等分して、打ち粉をしながらあんを包み卵型にする。
  7. 蒸気の上がったセイロにオーブンシートをしき、強めの中火で8~9分蒸す。
  8. 取り出して冷めたら、金串の先をガスの火でよく焼き、耳・鼻・口を描く。
  9. 食用色素を少量の水(分量外)でとき、楊枝の後ろにつけて目を描く。

[ポイント]
●山芋のすりおろしを入れることで、モチモチ食感になります。
●見た目も栄養もとても良いデザートです。